湖西遊泳の注意点
- クラブ
- 2024年7月16日
- 読了時間: 2分
もうすぐ夏休み。
今年も遊泳シーズンがやってきました。
水辺のレジャーは楽しい反面、一歩誤れば命を落とす事故につながりかねません。
そこで今回は、安全に遊泳するためのポイントをお伝えしたいと思います。
◆一般的な注意点
1.飲酒しての遊泳禁止
2.疲労時の遊泳禁止
3.子供から目を離さない
4.天候や気象に注意
5.ライフジャケットの着用 など
◆琵琶湖・湖西特有の注意点(昨年の現地調査による)
1.2~3mも沖に行けば、急に深くなる。深いところでは水深10m以上となるため、一度沈むと発見は困難。(水深が深い個所では、上部と下部の水流の流れの速さの差で、下に引き込む流れが発生することがある。)
2.比良おろしという沖に向かう風が吹いているため、沖へ出るときはスイスイ進む半面、岸に戻ることが難しい。
3.浜辺の地形が湾曲していたり、風や水流の方向が一定していないため、沖から陸に戻ろうとする際、最短距離や方角が分からなくなる。
4.淡水であるため、浮かびにくい。また、手入れの行き届いていないエリアでは、水草や藻が繁茂している(水中の状況がわからない)。
5.遊泳ブイが固定されておらず、あるいは浮力も無く、休憩のためにもたれかかろうとすると、そのまま沈んでしまう箇所もあるため、遊泳ブイで休息できると考えてはいけない。
6.救助員が原則不在のため、現状では自己保全が求められている など
◆その他
何人かの友人で来ている際、体力の弱い人は無理をしているので、疲労の到達が早い点や、泳力過信などに注意が必要です。
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